Lesaria の Multiple-Choice

最近、本買いログがメインになっています。たまにPCやガジェットに関して記事にします。

書籍購入ログ『金剛の塔』『偶然の聖地』『ニムロッド』他 2019/05/30

コミック

魔夜の娘はお腐り申しあげて (エヌ・オー・コミックス)

魔夜の娘はお腐り申しあげて (エヌ・オー・コミックス)

 

 発売当初から気になっていたのですが、ようやく購入。『パタリロ』の魔夜峰央 先生の娘さんの漫画です。予想に反して、想像以上にご趣味の傾向が分かって面白かったです(笑 

 

小説 

金剛の塔 (文芸書)

金剛の塔 (文芸書)

 

 Twitterで流れてきた、母方の先祖が縁のある金剛組さんを題材にした、歴史小説。読書予定的には次拝読するつもりです。

偶然の聖地

偶然の聖地

 

  読書中。ひと昔前、一部の漫画家さんの間で、欄外にコメントや呟きを書かれることが流行っていました。この本の註釈はそれを彷彿とさせます。本文の枠から線を引っ張って、書き込まれており、そこそこスペースがあるので、読者も本文や、註釈にさらにコメントを入れるような事をしても疑似双方向的で読み方として楽しそう。

 お話もいつもの読みやすく、頭に入ってきやすい調子のままです。加えて先生のバックパッカーとしての経験に裏打ちされたであろうリアルさのまま、大真面目で現実的な皮膚感なのに、どこか人を食ったような、ある種の狐か狸に化かされたような、不思議な印象の物語になっており、いい感じ。

 註釈と本文を同時に読むと、ちゃんと頭に入らないかもと悩んでいるなら、すぐ慣れます。もったいないので読んでください(笑 

第160回芥川賞受賞 ニムロッド

第160回芥川賞受賞 ニムロッド

 

 読了。これが芥川賞だなんて、どれだけ現実がSF的かってことだな。と独り言ちて購入。基本的にはSFではないのですが、幻想SF的作中小説に、現代社会の考察の結果と思われる叙述としてあるある一文が、その見解こそが、僕の思う現代感そのままでした。あの見解は、SFが好きでない人にも、現在の物語として読んでほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 IT技術

みんなのPython 第4版

みんなのPython 第4版

 

 まぁ通読したいけど、今じゃないなー今じゃないなーと何度か眺めてたんだけど、気が付いたらうっかりポチってしまった!! まぁいいや、買ってしまえ!! となった一冊。

 哲学

プラグマティズム入門 (ちくま新書)

プラグマティズム入門 (ちくま新書)

 

 

推論主義序説 (現代哲学への招待 Great Works)

推論主義序説 (現代哲学への招待 Great Works)

 

  はいはい、ポチりました。ちょっと最近思っているのは僕比較的、プラグマティックな人間だなと思い始めています。知とは便宜的な方法であり、如何に対象を理解したり予測したり、操作すべきか。とか、何かが何であるべきか、と類の事に関して、心理的な効果を考慮して、自分の意見や立脚する思想を決めて来た事をここに至る経緯として思い出しています。