Lesaria の Multiple-Choice

最近、本買いログがメインになっています。たまにPCやガジェットに関して記事にします。

「シン・ゴジラ」 元ネタは 2001年 米 「エボリューション」??(両作品のネタバレあり)

 そろそろネタバレもいいかと思いますので、「シン・ゴジラ」の話題です。この作品、いろんな角度から、語られています。庵野監督は色々な作品を見てらっしゃると思います。なので、コレがモトに違いないという話は迷走しがちですが、ここでは一つ元ネタはSFコメディ「エボリューション」(2001年 米)に違いないってぶちあげてみましょう。

 見て最初に思い出したのは、僕の場合、パトレイバーの「廃棄物13号」でした。そうですよね。あれも東京に怪獣が現れるワケです。参考にしないわけがない。(というかアレ自体が本家のゴ・・っていうのは置いときましょうw)で、通しで見ていて、前述の「エボリューション」と符号する箇所が幾つかありました。以下はそれの説明。

 

 

エボリューション (字幕版)

エボリューション (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 ※この作品。それなりにお下品です。そして、主人公は、「X-FILE」のモルダー捜査官!!(の俳優さんw)

 進化する!

 映画「エボリューション」は先に書いたように、SFコメディなんですが、アリゾナの砂漠に隕石が落下。近くにある短大の講師アイラ(デイヴィッド・ドゥカヴニー:モルダー)は同僚の地質学者ハリー(オーランド・ジョーンズ)と共に採取した液体を調査。未知の単細胞生物だったのが、数時間後には、多細胞生物に進化しており、地球で46億年掛かった進化を一ヶ月で行うエイリアン。遺伝子配列の数も人間より多い。とシン・ゴジラでも出た設定。

 群体なんです!

 落ちた場所で多彩な生態系を作っており、町にも被害がでます。人型の生命まで出現。この急速な進化と繁殖に主人公たちの研究成果をかすめ取ろうとしていた、軍部が危機を感じて、ナパームで焼き払おうとします。がそのために急激に進化(?)巨大な一個の多細胞生物に進化(といっても、顕微鏡で覗いていた原始的な多細胞生物がチョー巨大になるという、コメディらしい展開)。これ現実は「群体」でしょう。最後のカットで、ゴジラの尻尾に人間型の骨格が浮かんでいたのも符号を感じませんか? ゴジラも「群体」であるようだと、作中では語られます。

 クライマックスで液体を飲ませます!!

 主人公たちは、彼らにとはセレンが猛毒であることを知って反撃! 硫化セレンを主成分にするフケ取りシャンプーを大量に購入。多細胞生物の「肛門」と思しき巨大な穴へ、消防車で大量にシャンプーを注入します。ゴジラは口でしたが、最後は、重機で口に血液凝固剤を飲ませますよね。ここも一致。


はい、QED。「シン・ゴジラ」の元ネタは、「エボリューション」(2001年 米)で決まり!!

※元ネタだとは思ってないですが、実際、ご覧になられてるんじゃないかと。想像を膨らませています。

 

 

 

ジ・アート・オブ シン・ゴジラ

ジ・アート・オブ シン・ゴジラ

  • 発売日: 2019/05/31
  • メディア: Kindle