なんか書けそうだったので、久ぶりに土日で二本。正確には日曜日に二本。書けちゃったのでアップです。
考えていることをそのまま書く。専門的なタームを独自の意味で使ってしまう可能性をここにお断りして、話を続ける。心の元型の類型をラカンの言う鏡像段階であるとか、象徴界であるとか、去勢であるとか、その辺の理屈で組み立てられないか期待している。「生き延びるためのラカン」の斎藤環は、オタクを論ずるに、戦闘美少女を持ち出して、去勢されない女性像、つまり何を持った母親という。ちょっと僕の解釈を加えると、これは去勢不安からからの回復を志向するのではないか、人が幼児の全能性を回復をイメージさせる対象を欲するのではないかと考える。
つーか、オタクが戦闘美少女が好き。というのも最近の流行りの全てを説明出来ないし、戦闘美少女を好きなオタクを論じるとして、別に何を持った少女が好きなわけでもない人が大半だろう(でも男の娘も流行ってるけど)。そして当然のことだけどこう言うフロイトの心理学を元に全て性的な概念を拡張援用して心を説明するのは反発が多い。もっと抽象化した言葉に置き換えてしまえばとは個人的に思ったこともある。
でまぁ、心の類型を元に、思想の教義。たとえば昔の僕なら、「自分の利益を追及し、困っている人は助ける」とか、そういった行動基準。その人物が社会的に要求されそうな振る舞い。その人の言動とかとか、を相互に足場にしつつ理解していく、類推していく。と言ったプロファアリングが出来ないかなと思ってるわけですな。
ちなみに、僕は萌えオタではないと自分のことを思っていて、美少女を意識的にアニメに求めないですし、それを基準にはしないのですが、弱点的に好きな戦闘美少女が、エヴァのアスカだったり、MS少女だったりします。なので、最近発売されたティターンズカラーのMk-2少女をかなり本気で買おうか悩みました。最後の砦は、立体物は可能なかぎり収集しないというポリシー。これのおかげで踏み止まりましたな。立体物を収集しないのは部屋に書籍が沢山、積まれてるからです。まぁ僕も戦闘美少女をどこかで求めているのですな。
話がそれるけど、アン・マキャフェリーの「歌う船」のヘルヴァとか女性からみたら自立的な働く女性。男性から見たら戦闘美少女なのかのう。とはいえそこでヘルヴァの視点を知ることで、とか考えるとあの頃は今より、共同幻想が成立する余地があったのかのう。
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