小説
直木賞候補になった宮内悠介 先生の『ヨハネスブルクの天使たち』は読了。 5篇の短編からなる。なんというか色々ブルージーな近未来SF群。現実の答えのなさ、曖昧さや、心や思索のよりどころのなのなさなどが散らばってる。
そういえば、下記、田中圭一 先生の『うつヌケ』に著者がゲストで出てきてうつ病を告白しているので、その精神状態は本作にも表れているのかもしれない。
こちらは、ツィッター上の評判の良さからポチり、これから読む予定。楽しみ。最初は「SF」だと思ってましたが、犯罪小説、恋愛小説との評があり、かつ、SFではないらしい。
コミック
田中圭一 先生の著作は他はエロいというより、単にお下品なのしか知らないので、あえてオススメしませんが、(ペンと箸は別でしたねw)この本はご本人の鬱病体験に言及しながら、ゲストの方の「うつヌケ」体験を書くという趣向。鬱病の方の「寛解」のイメージが出来ました。
卒業してカナリになりますが、大学生気分の抜けない自分は結構『学生 島耕作』が面白く読めましたので、本、就活編も続けて読んでいたりします。
憂国のモリアーティ 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: コナン・ドイル(「シャーロック・ホームズ」シリーズ),竹内良輔,三好輝
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/11/02
- メディア: Kindle版
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今巻は、モリアーティやシャーロックというより、「MI6」方面の話が中心でした。そしてシャーロックとモリアーティに戻って、次巻に続きます。
その他(心の学問系)
上の本はまぁ好物なんで学術系の新書はちょっと興味があって安売りしてたら買っちゃうわけです。
下の『ニューロラカン』はそもそも、哲学者の 千葉雅也 先生が呟いてらしたので、読んでみたいなと思ってたら、いろいろツィも流れてくるので、次買おう、次買おうと思ってたら、ついにAMAZON で在庫切れ、入荷時期未定から、古書以外の取り扱いがささっと無くなったので、慌てて近所の書店で購入というのが経緯。AMAZON では '17/11/4 19:30 現在、定価3240円だけど、最安値3000円+送料(257) の良心価格のモノが1冊あるにはある。が、そもそも、ツタヤオンラインではまだ在庫ある。