Lesaria の Multiple-Choice

とりあえず、日記がメインのはず。最近では、小説を公開したり、聴いた音楽や考えてることについて話してます。

「漫画的プロファイリング」のための試み 備忘録 その4

■振り返りとか
 随分久しぶりになるが、久しぶりにこのテーマでちょっとアイデアが浮かんだので纏めよう。

 この前まで、読んでいた本によると、過去の発達段階への固着を個性とする考えは、フロイトの頃からあったようだ。その本を見る限り課題に対して防衛機制で対応するというも特殊な考えではない。とちょっと支持を得た気になっている。

 エゴグラムに関しては、自分の職場でのFCの低さの原因が、過去の職場や家庭や成長過程に思い当たる要因があるように思い、まぁ流用できそうな気がする。

 纏めると、防衛機制エゴグラムによる類型と発達課題を絡めて論理立てれば、なにかしら漫画的プロファイリングの可能性は開けるかもしれない。というのが、今のところの着想だ。

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エゴグラム防衛機制

 さて、僕が「現型モデル」と呼んできたものに着目しようと思う。なんでこんな概念を出してきたというと、漫画的プロファイリングを行う対象の自分に向けられた自然な振る舞いから、相手の心や身辺を予測する事を目的とした場合、相手が自分に向ける態度に限定して分析を重ねることになるからだ。

 「現型モデル」つまり、相手が自分に向けて行う言動とその一貫性をどのように分析するか。そして最終的に相手の全体像にどうつなげるかを考えよう。これにはエゴグラムに基づいて考えるのが良いと思う。自体の説明は別途参照していただくとして、「支配」、「寛容」、「論理」、「純粋」、「順応」 の五つの尺度を評価するべきだろう。

仮に簡単に対比してみる。「支配」とは超自我の強さであり、「純粋」とはエス、「順応」は内化されない社会規範に対する対応に思う。「寛容」をどう考えるべきか悩んだが、これは同じ「親」の態度である「支配」を「子」態度である「純粋」と近しいように思うので、「寛容」は「従順」と近しいのではないか?飽くまで仮にであり、適切な文献を読むなり、十分な考察をするなりが必要だろう。

 次に思いついたのは「防衛機制」にこの尺度を、あて嵌められないか、あるいは、説明できないかということだ。「合理化」は「論理」の強さが見て取れる。「抑圧」は「支配」と近しいと評価できると思う。これは超自我や社会的規範の内面化に関する作用がが強く働いているであろうと予測できるからだ。「取り入れ」はどうか?「反動形成」はどうか? と論を進めたいが、アンナ・フロイトらの成果をフロイト本人へ遡るリバース・アッセンブルみたいな作業になっている。適切な本や論文を探すべきかもしれない。

 相手の態度をエゴグラムを尺度として評価したり、防衛機制として見做すことで、相手のバランスを見れる可能性は示唆しておく。ひょっとすると防衛機制エゴグラムの尺度還元できないかとも思う。さらに働いている「考え」も推測できないかと期待が膨らむ。

 

なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて

なぜ、占い師は信用されるのか? 「コールドリーディング」のすべて

 

 

コールド・リーディング

 精神分析や、心理学に基づく観察をコールド・リーディングに利用する試み自体はどっかで、メンタリストが既にやってると思う。僕が心当たったのは最近だ。そんなに詳しくはないけど、どういうことかというと、似非占い師や似非霊能者の手口なんだけれども。

 「貴方はお父さんと縁が深い?」

 これにYESと答えて色々喋ってくれるようであれば、それに乗ればいい。NOと答えればそうだと思いました。「お母さん子」だったんですねとでも答える。もちろん、孤児の可能性だってあるから、ハズすこともある。でも、貴方が占い師であれば、「お母さまとの結び付きが強いように感じます」「思い当たることはありませんか?」と続ける。誰にでも当てはまることを言いながら、その反応から、相手の人物像を類推して絞っていく。

 これにエゴグラムを応用する。CPが高そうなら、「お父さんと縁が深そうですね」とかいっそ「お爺様との結びつきを強く感じます」という具合で、まったくの当て推量よりマシなリーディングが出来るだろう。

 さてもう一つ、貴方は喫茶店や、居酒屋で、若い男の子が、女の子に向かって「○○ちゃんって、お爺ちゃん子に見えるよね~」っていうような事言ってるような光景に出くわしたことはないだろうか? 当然先のコールドリーディングと心理学の応用だ。このような手段で、本人よりその人の問題に詳しいように思わせて、相手の信用を得てお近づきになろうとする手段は、似非霊能者だけでなく、軟派の手段としても、実はよく知られてるんじゃないかと思うので。すでに相手への、関心を示すジェスチャー程度の意味しかないかもしれないし、相手が手口を知っているなら、手段が誠実でないとみなされる可能性もあるのでご利用は慎重に。(話術の模倣による伝播の結果か、この会話の仕方がデフォの人も散見するw)